【FANZAブックス】「君が好き。」|単行本 じょろり レビュー・感想【電子書籍】
あらすじ
【恋する女の子に、恋をしました。】 学生最後の夏休み。花火大会の日に彼女の家にきた主人公は、浴衣姿で花火を眺める彼女の横顔を見惚れるうちに、キスを重ねる。彼女からは、今日は親が帰ってこないと告げられた。彼女の机の上にはコンドームが用意されていた。この日のために刈り揃えられたヘア。それをかき分けられて、処女を喪失した彼女の瞳には、涙が浮かんだ。(夏と純) クリスマスの夜、彼の家でアイドルのライブ映像を見ていた茜は、彼の口から好きだと告白されたことがないとふてくされる。お互い告白しあった後、泊まっていきたいとねだる茜は、彼の首筋にキスマークをつける。コンドームを手にした彼に、いつかゴム無しですると約束した茜の首筋にも、キスの跡が残る。(大好き)――いつだって、誰かを好きでいたい。恋し合ったら、触れ合いたい…見て、‘恋するエロ漫画’の誕生を。 <収録作品>ごーかくえっち!/夏と純/恋せよ処女/籠の蟲、蜘蛛を慕う。/大好き。/きっとお姉さんより…/さきゅっと!/なんかイイことあった?/団長、お願いします!/Will you marry me? ※収録作品のうち「ごーかくえっち!/団長、おねがいします!/きっとお姉ちゃんより…/なんかイイことあった?/籠の蟲、蜘蛛を慕う。」は配信用コンテンツmswc爽夏』に収録されています。ご確認の上ご購入ください。
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| 作者 | じょろり |
|---|---|
| シリーズ | 「君が好き。」 |
| ジャンル | 単行本 |
| 価格 | 220 |
## 作品紹介
私が試し読みで最初に気になったのは、そのストレートなタイトル「君が好き。」が示すような純粋な恋心と、あらすじで示される大人な展開のギャップでした。学生最後の夏休みやクリスマスの夜といった、青春真っ只中の甘酸っぱいシチュエーションが描かれている一方で、「コンドームが用意されていた」「ゴム無しですると約束した」といった、かなり踏み込んだ描写が予告されている。この作品は、まさに「恋する女の子に、恋をしました。」というキャッチコピーが示す通り、女の子たちのピュアな恋心と、その感情が最高潮に達した時に訪れる情熱的な瞬間を丁寧に描いた世界観を持っていると感じました。純粋な恋と、少し背伸びした大人の関係が織りなす、甘く切なく、そして刺激的な雰囲気が作品全体に漂っています。
## この作品の魅力・見どころ
実際に読んで印象に残ったのは、じょろり先生の描くキャラクターたちの繊細な表情と、ストーリーの構成力です。まず画力に関して、キャラクターの表情が非常に豊かで、特に恋に戸惑い、喜び、そして切なくなる女の子たちの感情が瞳や口元、顔の赤らみに至るまで細かく表現されているので、登場人物の心情に深く感情移入しながら物語を楽しみたい恋愛漫画好きにハマるでしょう。性描写においても、単なるエロではなく、キャラクターの感情や関係性の深まりを表現する手段として描かれているため、甘く切ないエロスを求める大人の恋愛漫画好きにはたまらないはずです。
ストーリー展開は、短編オムニバス形式で様々なシチュエーションでの恋の始まりや深まりが描かれており、飽きずに色々なタイプの恋愛を読みたい短編好きにもおすすめです。各話が独立しているようでいて、「恋するエロ漫画」というテーマで一貫しているため、どのエピソードも読み応えがあります。「夏と純」での初々しい処女喪失の描写や、「大好き。」でのちょっと大胆な女の子の駆け引きなど、登場人物たちが等身大の悩みや願望を抱えながら、恋と性に向き合う姿は、共感を呼びつつも、ドキドキと高揚感を与えてくれます。特に、純粋さと大胆さが同居する女の子たちのキャラクター造形は、この「君が好き。」という単行本の大きな魅力だと感じました。
## こんな人におすすめ

